こわいくらい

3の1では、あおむしの観察が
少しずつ日常化しつつある。
生き物を対象とする学習だから、
授業中だけが学習時間とは限らない。

とはいえ、
朝や休み時間や放課後に行われる
日常的な学習(観察・発見)からだけでは
なかなか味わえないものを
45分の理科の授業では大切にしたいとも思う。

今日の理科では、
あおむしのフンに焦点を絞ってみた。
フンの大きさや数の違いの比較である。

子「え〜、フン!?」
子「でも、確かにぼくも見た。
  大きいあおむしのフンの量は
  小さいあおむしのフンより
  めちゃくちゃ多いんだよ」
子「どうしてフンが多いのかな」
子「そりゃあ、よく食べるからだよ」

教室での話はそこそこに、
さっそくワークスペースの”現物”を確かめに行った。

現在、ワークスペースでは
幼虫の大きさ別に4つのケースに入れて飼育している。
いわゆる、生物の多様な成長過程の「経時比較」「同時比較」である。

通常、生物の成長は逆方向には進めることができない。
何度も再現できる物理・化学分野とは違う特性をもつ。
この欠点(?)を補うのが、この手法である。
子供たちは、自分の問題意識に応じて、
時には成長を順番にたどって確認したり、
時には時間をさかのぼってみたりしている。
こういうことを繰り返しながら、
子供たちは、成長の違いを同時に比較・確認できることはもとより、
その成長の力強さや、生命の神秘までをも
感じてしまうものである。

「経時比較」「同時比較」は、
5年「種子の発芽と成長」などでも行うことができる。
そこでは同様の子供の様相が見られるのである。
いや、それは大人にとってもきっと興味深く映るはずである。

話をもとに戻す。
成長の順にケースをのぞいていく子供たちは、
きまって最後の一番大きな幼虫のところで、
「きゃー」とか「すげえ」と歓声をあげた。
そのおびただしいフンの数や大きさに驚くのである。
「もう、数え切れない」
「記録は、だいたい100個!ということでいいかな」
「だから、葉っぱが、すじだけになっていたのか」
「新しい葉っぱをどんどん取ってこないとね」
「1日に何グラムの葉を食べるのかなあ」
フンから新たな問題が生まれてきた。

「虫眼鏡でみると、やっぱり食べ方がすごいよ。
 ほら、首を上から下に動かして食べてるよ」
「まるでショベルカーみたいだ」
「先生、食べ方がすごくて、こわいくらいです」

フンから食べることへ。
食べることからその勢いへ。
その勢いから生命の力強さへ。

日常的な体験や既習事項を大切にしつつ、
それまで見えていたようで見えていなかったものと出会えるような
45分の授業でありたい。
理科に限らず。

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宿題  :日記(11~20)(21~30)
     漢字の学習
     算数問題
持ち物 :結核の問診票
     アレルギーの問診票
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見方を変えれば

子「わあ、きれい。」
子「ほんとうだ、きれいだねえ。」

教室の窓際で、
小さな歓声があがっている。

桜の花も葉桜にかわった今ごろ、
いったい何を見ているのだろう?
そう思って窓際に近づくと、
眼下の低学年遊び場の藤棚の藤が、
満開直前まできているのがわかった。
なるほど、歓声のわけはこれか、と思った。
確かに、桜に負けず劣らずきれいである。

子「先生、見て見て。きれでしょ。」
T「藤の花ですね。きれいな紫色ですね。
  これからどんどん下に垂れていって
  もっときれいになると思います。」
子「ふ〜ん。」

おそらく、そんな花の名前なんて
どうでもよかったのだろう。
これから先の事を勝手に先回りして聞かされたって
よけいなお世話だったにちがいない。

次にその子が言った言葉はこうだった。
子「これまで下からしか見たことがなかったけど
  上から見たら、なんか特別きれいだ。」

3年生になって、
教室が2階になって、
これまで毎年見ていたものが、
まるで違うもののように思えた感動を、
ただ素直にこの子たちは語っていただけなのだと、
初めて知った。

「先生、見て見て。きれいでしょ。」
ちょっとでも見方がかわることで、
そこに大きな感動が生まれる。
学ぶ喜びが感じられる。

やはり、
子供の心が揺れるその「もと」を知らなければ
授業はできないと自覚させられた。

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宿題  :算数プリント
     漢字の学習
     漢字ミニテストの勉強(範囲は漢字の学習p2~P9)
持ち物 :体操袋
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小さな科学者

「子供は小さな科学者」とはよくいったものだ。
ただし、それは、
決して自分一人だけではなり得ないことだと思う。

先日の、モンシロチョウの卵。
そこから、幼虫が飛び出した昨日の午後。
この瞬間を見逃してはならないと、
急遽、70インチ大型モニターで、
その一部始終を映し出す。

子供たちはそのライブ映像に釘付けとなった。
「わあ、すごい、すごい!」
「わたし、虫はきらいだけど、とってもかわいい!」
「がんばれ、がんばれ、あと少し」
卵から半分だけ体を出した幼虫に、
教室中で心からの声援を送った。

しばらくして、卵から完全に飛び出した。
すると、今度は、
「幼虫は、自分の卵のからを最初に食べる。」
という知識を、この目で確かめたいと願った。

しかし、幼虫はなかなか卵の方に向きを変えない。
「こっちだよ」
「うしろを向いて」
再び、教室中から心からの声援が送られる。
自然は自分の思うようにならないことを知り、
そこに、いくらかのはがゆさも感じたことだろう。

帰りの準備をしながら待つこと数分。
「あ、今、卵のからを食べた!」
「やったあ!」
(少なくとも、映像ではそう見えた)
「やっぱり本当だったんだ、卵のからを食べるって」
再々度、教室が騒然とした。
世紀の一瞬をとらえた!という発見の喜びに浸った。
そのとき、子供たちは小さな科学者となっていた。

興奮は冷めやらず、
放課後になっても、大型モニターの周りに集まる子がいた。

担任は思う。
これまで、さほど意識していなかったものが
ものすごいこととして意識されることの尊さを。
それこそが、学ぶことの楽しさではないかと。

見えていたつもりだったものに、
見えていなかった何かが見いだされていくことの力強さを。
それこそが、学んだことに力を与えることではないかと。

誰かと点数を競い合い、
勝った、負けたで一喜一憂すること。
○○メソッドとかいうもので、
できることを確実に増やしていきましょうという学力の保障。
その時代の流れは、
こんな3の1の子供たちの姿を
どう意味づけることができるのか。

そう思っている矢先に、
モンシロチョウの幼虫に釘付けになっている子供たちのその横を、
「このクラス、何してるの?な〜んだ、モンシロチョウのあおむしか。。。」
と通り過ぎる姿があって、複雑な気持ちになる。

いや、でもそれは、
決して子供が悪いわけではない。
そんな瞬間に立ち会えば、
共に感動を分かち合う仲間さえいれば、
だれだって、
いつだって、
小さな科学者になれるはずなんだ。
子供は本来、小さな科学者なのだから。
ただし、それは、
決して自分一人だけでは、やはり、なり得ない。

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宿題  :日記(21〜30)
     算数ドリル
     算数問題
持ち物 :
お知らせ:下校時間をご確認ください。…
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脱線

授業は、時折、脱線することがある。
こんなことが頻繁に起きないように自省していきたい。

この前の、おそらく最初となった「脱線」はこうだった。
子供たちに、筆箱に入れておくための赤ボールペンを配ったときのこと。
T「先生が黒板で色チョークを使ったところは
  みなさんがノートに書くときは、
  この赤ボールペンで書きましょう」
子「は〜い」
と、そこまではよかった。
しばらくすると、
子「先生、ボールペンがこわれました」
子「赤色がかすんで出なくなりました」の声。
T「今日、配ったばかりなのに、こわれるとは考えにくいし、
  ましてや、インクがなくなることなどありえませんね」
子「ぐるぐる書いていたら出てくるよ」
子「やわらかいところに書くといいよ」
子「あ、出てきた、出てきた」

一件落着である。
「いらない紙にぐるぐる書いてみる」とか
「下敷きを取ってやらわかい紙の上で書いてみる」ことなどは
子供たちの小さな問題解決の場面ではある。
しかし、本質的な追究は、
「なぜ、ぐるぐるすると色が出てくるようになったのか」
「どうして、やわらかい紙だと色がでやすいのか」
ということに触れることであろう。

ここから、授業が脱線しはじめた。
T「ボールペンのしくみって知ってる?」
子「。。。。。。。」
T「(黒板に図を書きながら)ボールペンのペン先には、小さなボールがあって、
  これがかなり小さいけれど、(ミクロン単位で)かなり精密に作られていて、
  インクは、このボールが回転すると同時に小さなすきまから出てくるようになっているよ」
子「へえ。だからボールペンなんだ」
T「おっと、話がそれてしまったね。さあ、授業、授業」
子「はい。豆知識の時間でした〜。」

豆知識と言われるほどの話ではなかったので恐縮したが、
そんな話の中で、
ペン先で物を突いたり、穴を開けたり、不注意に落としたりするような乱暴な使い方が
少しでも減ることにつながればと思う。

今後、授業中に、こんな脱線が頻繁に起きないようにするために
自分で脱線回数をカウントでもしていこうか、と思う。
今のところ、
「ボールペンの仕組み」(算数の時間)
「ブナの原生林」(国語の時間)
「なめくじ」(理科の時間)
の3回か。

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宿題  :漢字の学習
持ち物 :体操袋
     リコーダーの注文(あれば)〆切
     習字道具の注文(あれば)〆切
お知らせ:…
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続・たまご

水槽の中央に無造作に配置している一塊の藻。
水替えの時に、さらっとゆすいで
また、水槽の中央にポンと投げ込んでおく。
冬の間は、それだけでよかった。

季節がめぐって、水温も上昇し、
メダカたちの産卵もひんぱんになってきていた。
水槽の中央の藻は、
今やメダカたちのかっこうの産卵床となっていた。

水替えのついでに、その藻を取り出す。
ちょっと触れただけで、
数え切れないほどの卵があることはすぐにわかった。

水槽洗いはほどほどに、
すぐにその藻をもって教室に向かった。
朝、教室のメダカを覗くのが日課となっていた子たちが、
子「先生、メダカの水槽がありません!」といいながら、
洗ったばかりのメダカの水槽を抱えた担任に駆け寄る。
子「あ〜、なんだ。そういうことか」と落ち着きかけた子供たちに、
T「メダカの卵がいっぱい取れそうだよ。だれか一緒に取ってくれるかな。」
と依頼してみる。
子「やりた〜い!!」
落ち着き駆けた子供たちが、
再び活気づいた。

洗面所は、即席のミニ実験室と化した。

ミニ博士たちが、目を凝らして卵を確認する。
子「へえ、これが卵なんだ〜」
子「私、生まれて初めて見たよ」

おそるおそる指先でさわってみる。
子「つぶれないかなあ」
子「結構、かたくてしっかりしているね」

なれない手つきで解剖顕微鏡を扱う。
子「あわみたいのが見える」
子「あ、今なにか動いたような気がする」

情報や疑似体験があふれる今日だからこそ、
子供たちにとっての初めての体験!をどうプロデュースするか、
子供たちが実感をともなう知識!をどう保障するか、
ということが私たちの大きな課題としてのしかかる。

将来、社会の大きな期待を一身に受けて
その限りない可能性を開花させていく子供たちの
原体験とでもいうべきものが
貧弱であってはならないと、
よく思う。

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宿題  :日記31~40
     算数ドリル
持ち物 :弁当
お知らせ:なかま活動
     児童会役員任命式
     縦割り清掃開始…
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たまご

先日、子供たちと雑草探検に中庭に出た。
約束はいつも、
「ひとつだけ、たったひとつだけ
 自分が気に入った雑草だけを
 『雑草さん、ありがとう』
 と言って摘ませてもらいましょう」

子供たちがお気に入りの雑草探しに夢中になっている横で、
担任は、ちょっと気になることがあって
中庭の隅の方へ向かった。

そこはキャベツの葉。
そっと葉の裏を調べてみる。
2〜3枚めくったところで、
あった、あった、モンシロチョウのたまごが。
教室に持っていくために、
その葉を拝借させていただく。

すると、すぐに子供たちも集まってきた。
「モンシロチョウのたまごだよ」
と言う担任の声などまるで気にもとめないで、
自分が見つけた雑草について矢継ぎ早に紹介してくれるみんな。
(そもそも、それが目的で外に出てきているのだから、
 子供たちはかなり正しい。)

しばらくして、ようやく
担任が、何かを自分たちに見せようとしているということに
気付きはじめた。
そのうち、自分たちでも卵を見つけようと
キャベツの葉の裏を調べ始めた。
子供たちの興味というのは、すごいと思った。

お気に入りの1本を見つける中庭の雑草探検。
そんなたった1本の雑草の観察でも、それはそれだけでは終わらない。
その1本を選び出すまでに、
何種類もの雑草たちを見比べるという動きが伴う。
その1本を選び出すまでに、
それが醸し出している雰囲気までをも感得する。
その1本を選び出すまでに、
そこに集まる虫や卵などとの出会いもある。

卵と言えば、
今朝は、多くの子供たちと一緒に
メダカのたまごとりに夢中になった。

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宿題  :漢字の学習
     日記21〜30番
持ち物 :場ブラシ
お知らせ:歯科検診…
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あいさつ・おさつ

今朝は、今年度最初の中学年集会。
例年、第1回目の主な内容は、
基本的な生活習慣の確認、が主な内容。

廊下を走らない、シャツは出さない、名札をつける。
鉛筆は5本、消しゴムは1個、余計なものは持ってこない。
保健室は担任に言ってから行く、トイレはきれいに使う、そうじは黙ってはたらく。
バスのマナーを守る、危険な遊びをしない、

もちろん、注意ばかりではない。

運動をがんばること
相手の気持ちを思いやること
自分のめあてをもってこつこつ努力をつづけること

とりわけ、今学期の重点は、
「自分からすすんであいさつをしよう」である。
さっそく、「あいさつぼきん運動」が始まった。
ルールは簡単。
毎日、しっかりとあいさつができたら、
ろうかに設置されたクラスの募金箱に、
「あいさつ・おさつ」という架空のお札をぼきんする、のである。
ただし、
家族全員、地域の人1人以上、先生10人以上、友達10人以上
という全ての条件をクリヤーした人だけである。

昼休みに、さっそく募金箱の周りに
たくさんの子供たちが集まって「あいさつぼきん」をしていた。

さて、明日は、
どれだけのあいさつが貯まるかな。

連絡
宿題  :日記(1〜10番)
     国語ドリル
持ち物 :検尿
     ギョウ虫検査
お知らせ:リコーダーの注文(あれば20日(月)まで)
     習字道具の注文(あれば20日(月)まで)…
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めだかの学校

教室にはメダカの水槽がある。
このメダカのいる教室の風景、
個人的には結構好きである。

水槽の中は、
小さな生態系、そのもの。
透き通った水の中、
すいすい泳ぐメダカたちを見ていると、
つい、時のたつのを忘れてしまう。

朝、陽が当たりはじめると、
水槽の中央にある一塊の藻から、
小さな酸素のつぶつぶがあふれだし、
時折、メダカたちが、
その藻をせわしげにつつきに来る。

子「先生、メダカはこんなに小さいのに、何を食べてるんですか?」
T:「メダカの口より小さい生物を食べてるんだよ」
子「ふ〜ん。そしたら、メダカの子供は、何を食べてるんですか?

子「先生、卵のようなものがあります」
T:「それは、タニシの卵だよ」
子「タニシって何ですか?」
子「あ、いたいた。これですよね。」
子「わ〜、ちょっと気持ち悪い。」
子「え?そうかな、私はかわいいと思うよ」

子「ねえ、みてみて。タニシの口がパクパク動いてる」
T「ガラスにくっついていてよく見えるね」
子「へえ、おもしろ〜い。タニシの口ってこうなってるんだあ」

子「先生、メダカのここが、ひくひく動いているけど、何?」
T「これは、えらだよ。ここで呼吸をしているんだよ。」

子「先生、メダカって、眠るときってどうしているの?」
T「どうしているのかな?横になってるかもしれないね。」
子「え〜!そんなのありえな〜い」
子「きっと藻の横でじっとしてるんじゃないかな」

子「先生、えさをやってもいいですか?」
T「いいですよ。でも、ちょっとこつがあります。やりすぎはだめです。」
子「このくらいかな。」
T「その半分くらいです。」
子「このくらいですか?」
T「そうです。」
子「いいなあ。私もあげてみたい」
子「じゃ、半分こしよ。」
子「うん。」

メダカのいる教室の風景、
だから、私は結構好きなのである。

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宿題  :算数もんだい
     漢字1ページ練習(習った漢字を1ページ分書く)
持ち物 :体操袋
     わたしの成長カード(まだの人)
連絡  :聴力検査
     ギョウ虫検査(火曜日に提出)…
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仲間入り

昨日の学級会で決まっていた係活動。
一晩考えて、今朝はその所属を決める。
委員会とちがって、
定員や活動内容に大きな縛りのない係活動では、
やりがいをもって自治的に展開できることを大切にしたい。

みんな、お目当ての係に仲間入りした。
さっそく、仲間同士、膝をつきあわせての
係のポスター作りとなる。

めあてを決めたり、
具体的な活動内容を決めたり、
曜日ごとの分担を決めたり、
マジックで書く場所の担当を決めたりしていく中に、
いろんなことがみえてくる。

自分の思いが通るときと、
協調しなければならないときとがあること。
友達の発想に自分にないものを感じて、
相手を敬い謙虚になれる自分が生まれること。
一人で思い描いていた以上のできばえに、
1+1=3にも4にもなることを実感すること。

仲間入りするということは、
そういうことなのかもしれない。

そういえば、今日から給食が始まったが、
(手際よい作業ぶりにびっくり!)
(食缶の中は、ぴったりなくなる!)
担任も、グループの中に仲間入りさせてもらうことにした。
席につくやいなや、にぎやかな会話で歓迎をうける。
「先生、知ってる?タコはおなかがすいたら、
 自分の足を食べるってほんとう?」という確認。
「お父さんは物知りだけど、よく冗談も言うので、
 信用していいのかどうか」という相談。
「先生は何歳?私のお母さんはね、自分は28歳。。。。
 とずっと言っているけど、私はウソだと思うよ」という告白。
そんな出口の見えない会話に困惑している担任に、
仲間入りするということは、
異文化を異文化でなくすることなのかもしれないとも思った。
明日の給食訪問で仲間入りする予定の9班のみんなとは、
どんな会話になるのだろうか。

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宿題  :自由プリント(国語編)
     自由プリント(算数編)
持ち物 :お道具箱(金曜日まで)
      *中身をたしかめて
      *はさみ、のり、書き方ペン(太細)、パスティック)
     水彩道具(金曜日まで)
      *少なくなった色を補充して
お知らせ:学力調査(国語)
     身体測定(体操服で)
     P全員集会(投票用紙を持参)
     下校時間の確認

そういえば、今日は附中の入学式。
みんなの先輩が、
縦割り班で教えてもらった班長さんが、
中学生の仲間入りを果たした。
「入学、おめでとう」
どの子もまぶしいばかりに輝いていたし、
つい、この前までの顔つきとはずいぶん違っていたし、
どこか遠くの世界にその一歩を踏み出したようにも思えた。
いや、むしろ、
私たちとみんなで同じ時代を切り開いていくために、
こちらの世界に仲間入りをしてくれたのかもしれない、
そんな気持ちになった。
そう考えると、なんだか、とっても心強くなった。
「入学おめでとう」と言っていたが、
本当におめでたいのは、私たちの方かもしれない。…
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