スキー3点セット

もうすぐ冬の体験学習。
いわゆるスキー3点セットを
事前に学校に持ってきておくことになっている。

スキー3点セットというと、
たしかに、
スキーに最低限必要な物ではある。

スキー3点セット
ひとつ、スキー板
    あの頃は、木製の、バネ金具付き。
    雪がくっつくと、すぐに下駄のようになった。
ひとつ、スキー靴
    あの頃は、革製の、ひも付き。
    雪が入ると、すぐに濡れて黒く変色した。
ひとつ、ポール
    あの頃は、。。。。。ほとんど使わなかった。
    雪山にさしたまま、よくそのままにして帰った。
      
スキーに最低限必要な、いわゆるスキー3点セット。
それがなくてもあの頃は、
それなりにスキーができた。
    
連絡
宿題  :算数ドリル
     理科カラーテスト「おもりのふれかた、しょうとつ」
     「卒業を祝う会」で担当したい役割を考えておく
持ち物 :
お知らせ:クラブ活動あり
     スキー3点セット持ち込み期間開始
     (2/1〜2/5まで pm6:00まで)
     (全てのものに記名)
     児童文集担当者は〆切2/8(金)まで…
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もののとけかた

もののとけかたの学習2時間目。
もののとけかたの「もの」を窓口に、
「とけかた」を考える。

前回の授業では、食塩、入浴剤のシュリーレン現象を観察。
水溶液中のいたるところに「もの」がとけているという素朴な観念のある子供の目の前で、
とけた「食塩」がどんどん下に落ちていって、
それがたまっていくように見える現象が目の前で起きる。
そうか!とけたものは、本当は下にたまるんだ、と概念を更新。

すると今度は、入浴剤でも試してみたい!と気持ちがはやる。
実際に試してみると、
とけた「入浴剤」がゆっくりと下に落ち、
それがやがて容器全体に広がって、いつの間にか液は均一に色づく。
あれ?とけたものは、下にたまると思っていたのになあ。。。と再び概念を更新。

今回の授業では、ココアパウダー、砂糖、小麦粉、氷砂糖などのシュリーレン現象を観察。
「食塩」や「入浴剤」など粉末はよくとけるという概念のある子供たちの意に反して、
「小麦粉」はなかなか溶け出さない。
おや???
同じ白い粉なのにとけない、というずれを感じる。
(いや、もっと温めたらいい、もっと時間がたてばいい、などと発想も広がる)

一方、その隣の席の子供たちの目の前で、
「氷砂糖」が勢いよくとけだしていく。
おお!!!
金槌で砕くほど固いのにいとも簡単にとけていく、というずれを感じる。
(おなじ「砂糖」の仲間だからだよ、などと類推しはじめる)

ずれは絶えず子供の中で更新されている。
過去と今の自分をつなげて新たなものを生成している。
学力というのはそこにあるのに見えないところがもどかしい。
まるで「ものがとけている」かのように。

連絡
宿題  :算数プリント
     パワーアップ(国語)
持ち物 :月曜セット
     うがいコップ
     自習の用意
お知らせ:児童文集担当の子は2/8まで
     (今号は9〜12、29〜32)…
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5分後

今日の天気は
様子がおかしかった。

日差しがさしたかと思うと、
吹雪で視界が真っ白になったり、
そうかと思うとまた止んだり。

おかしいと感じるのは、
それが、
何度も繰り返されること。

しかも、
降雪の勢いを見る限り、
「これは積もるぞ」「大雪になるぞ」
と誰もが経験的にそう思う降り具合なのに、
それがいきなり止んで回復してしまう。
その間隔が妙に短い。

ある子が、吹雪く外の様子を見て叫んだ。
「5分後は晴れるぞ」
その声を聞いてはっとした。
確かに、ずっと繰り返されるその間隔を
実際に測ってみようという動きは、
ありそうで、ないことだった。

さっそく時計を見て、時間を気にし始めた。
吹雪き始めて約8分後、
再び、雪がぴたりと止んだ。
「おお〜すげえ〜」

「天気」などという
どうにもならないはずの自然の変化に
ある規則性を導き出し、
今度はそれをものさしにして、
自然の事象を予測するわくわく感。

それまで、どうにもならないと思っていたはずの「天気」が、
意のままになった(ように思えた)
錯覚や矛盾が、
教室に生まれた。

連絡
宿題  :国語ドリル
持ち物 :うがいコップ
     *まだ持ってきていない人がいます。
      早く準備して持ってきてください。
      集団生活です。みんなで取り組まなければ意味が半減します。
お知らせ:…
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