最高のプレー

今日の昼休みに、
運動委員会主催のフットボール大会が開催された。
5の1のメンバーは体育館に集合し、
一人一人が最高のプレーを発揮した。

ラインぎりぎりまで必死にボールを追う子。
わずかなすきに相手からポールを奪ってゴールをねらう子。
ねばり強くボールをキープしてラストパスを出す子。
少ないチャンスを生かして確実にシュートを放つ子。
何度も押し寄せる絶体絶命のピンチにスーパーセーブをみせる子。

最高のプレーは、それだけではない。

試合前に出場選手たちと一緒になって円陣を組み「お〜っ」かけ声を張り上げる子。
場外から大声でアドバイスを送る子。
数人組になって大きく手を振りジャンプまでして応援ダンスをする子。
相手チームのナイスプレーをたたえる子。
試合後に駆け寄って選手たちをねぎらう子。

選手は男子5人、女子5人。
しかし、
それ以外のメンバーたちの
最高のプレーの数々も
目に焼き付いて離れない。

連絡
宿題  :パワーアップ(算数)
     宿題ノート(算数プリント)
     カラーテスト算数「帯グラフと円グラフ」
持ち物 :係の仕事で必要なもの
お知らせ:…
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第2回清掃チャンピオン

第2回清掃チャンピオンの表彰があった。
長い期間を通じて、熱心に取り組んでいる子が
その対象となる。
この賞、
なかなかもらえるものではなさそうだ。

縦割りメンバー12名のうち、
表彰されるのは1名のみ。
それぞれに取り組み方が様々だから、
甲乙はつけがたい。

机をいくつもいくつも運んでいる子と、
雑巾で床を磨くように拭いている子と、
どちらが立派かということは、
言えない。

さらに、そのような子たちが、
進んでゴミ箱を空にしてくることもあれば、
汚れたバケツの水を換えに行くこともある。
それらと、さっきまでのよい行いとの合わせ技で、
どちらの組み合わせが立派かということなどは、
もっと言えない。

さらに、それが毎日だとは限らない。
昨日まで熱心にしていたけれど、
今日は、集中力がなく、
友達とおしゃべりに夢中になってしまう日だってある。
休み時間に友達と別れがたかったのか、
時間に遅れてくる日だってある。
時間ぴったりに来ておしゃべりするのと、
時間に遅れて来て息をきらして掃除をしているのと、
どちらが好ましくない姿かと言うことなど、
やはり言えない。

さらに、評価情報がの入手の機会が均等だとは限らない。
それまで夢中で拭いていたのに、たまたまその時、壁に寄りかかっていた時だったとか、
それまで隅の方を真剣にきれいにしていたのに、たまたまその時、「ぞうきんがけレース」をしてしまった時だったとか、
それまでもくもくと取り組んでいたのに、たまたまその時、班長にくちごたえしていた時だったとか、
それまで大きめのゴミを手で拾っていたのに、たまたまその時、足元に落ちていたストローをけっとばしてしたまった時だったとか、
それまで。。。。。のに、たまたまその時、。。。。。してしまった時だったとか。
反対に、
それまで遊んでいたのに、たまたまその時、机をつっていた時だったとか、
それまでおしゃべりしていたのに、たまたまその時、だまってちりとりを差し出していた時だったとか、
それまでバケツの中でぞうきんを洗濯機のように回していたのに、たまたまその時、ぎゅっとしぼっていた時だったとか、
それまで特段すべきこともなくふらふらしていたのに、たまたまその時、時間が来たので「並んで〜」と指示を出していた時だったとか、
それまで。。。。。。のに、たまたまその時、。。。。。した時だったとか。

それぞれに、取り組み方が様々だから
やっぱり、この賞、
なかなかもらえるものではなさそうだ。
言えることは、
「長い期間を通じて」、熱心に取り組んでいる子であるということ。
それは、付け刃では決して育たない力と心。

5の1では4人の仲間がこの賞を受賞した。
心からの敬意を表したい気持ちでいっぱいである。

と同時に、
もしも、
班で1名という限定がなければ、
他にもその対象はいたのになあ、と確信することもできる。
なぜなら、この賞は、
班で、その1名以外は、
ふまじであった、ということを意味する賞ではないのだから。

連絡
宿題  :算数ドリル
     パワーアップ(理科)
     音読「大造じいさんとガン」前書き3回
     (もうすぐ暗唱できそうなところまで)
持ち物 :アンケートなど未提出のもの
お知らせ:特になし…
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多目的ホール

多目的ホールで
ある会合があるため、
次期最高学年を担う5の1が
その会場設営にあたる。

作業は、わずか15分。
内容は、折り畳みいす100個と
5台ほどのテーブルを並べるというもの。

まあ、そこそこに作業しても、
大したことではない。
40人もいるのだから、
多少、手を抜いても、
大勢にさほど影響はない。

そんな中、
目を見張る動きを見せる仲間たちがいた。

両手に持ちきれないほどのいすを抱えて
せっせと運ぶ子。

3人組になって、やや離れたところに立ち、
寸分のくるいもなく、整然と整えようとする子。

指示にまっさきに反応して、
進んで重たい机を運ぼうと集まる子。

この会場に足を運ばれた皆様が
少しでも気持ちよく過ごしていただけるように、
という尊い気持ちの表れである。

大した作業ではない。
わずか、15分程度の作業である。
されど、15分。
その作業に「心」を吹き込むのは
そうたやすいことではない。
実は、このことこそが、
今日の作業を5の1らしい取り組みとする
生命線でもある。

連絡
宿題  :国語ドリル
     パワーアップ(社会)
     マナー標語
持ち物 :講演会のアンケート
     記念品代100円
     硬筆の用意(必)
お知らせ:なかま活動あり…
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卓球

卓球台が、新規に参入。
ただし、40人で1台。
さて、どうするか。

11点で交代にしよう。

(やがて人垣が増えてくると)
(早くかわってくれないかなあ。。。という空気が漂い始める)

今度から5点マッチにしようか。

(し終わって、再び列に並ぶ子も出始めると、
 列の後ろの方にいて、まだ体験していない子と
 列の前の方にいて、1回は体験している子とが混在してくる)

やっていない人がいるから
列の順番を先にして交代してあげようよ。

卓球台の周りに集まった子供たちは、
その場面、その場面で問題に直面し、
自分たちの力で解決している。
そこでは、
点数を小さくして回転を早める工夫(思いやり)、
やっていない人から順番を先にしてあげる工夫(思いやり)が発揮されていた。

こんな素敵な子たちに、まだ、足りないものはあるのか?
あまり見あたらない。

しかし、子供の領分というのはそんなに単純ではない。

例えば、
その列に、まだ並んだことすらない子がいるとしたら。。。
と考えてみる。
そう思いつつ、この場にいない子たちの顔を思い浮かべる。

その子たちも、本当は卓球を楽しみたいと思っていたのではないか。
みんなのために列に並ぶことすら遠慮して仲間たちに譲っていたのかもしれない。
思いやりを発揮しているのは本当は体どっちなのだろうか?

さらに想像してみる。
いつも優しさを発揮して、自ら列にすら並ばなかった時ばかりとは限らない。
いや、最初は好意いっぱいでそうしてくれていたに違いないが、
時には、(なんで自分たちだけができないのか?)という気持ちにもなると言うものではないか。

素敵な解決をした今日の子供たち。
明日もきっと素敵な解決をしてくれるだろう。

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宿題  :算数プリント
     5年漢字復習テスト?の勉強…
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