今年も学生さんとヒメダカの飼育を始めました。
ペットボトルを持ち寄って
住みやすい環境を考えながら
整えていきました。

小学校の生活科には
動物の飼育や植物の栽培に関わる活動があります。

もちろん、飼育や栽培に関する知識や技能だけを学ぶわけではありません。

その「活動を通して」
生活科特有の学びが得られるように
授業をデザインします。

この日の初等生活科指導法では、
花の苗や野菜の苗、あるいは
花の種や野菜の種を複数用意し、
どれを選ぶかグループで相談して、一つに決める、
という場を設けました。

いくつかの植物の種子をまいて、
発芽の観察をしています。

ダイズやピーマン、ヒマワリ、アサガオ。。。
等の種子を植えました。

写真はホウセンカです。
時期をずらして三回に分けて植えました。

今年もカブトムシの幼虫の観察を実施。

小学生の頃に飼育していた経験のある学生から、
生まれて初めて触ったという学生まで、
その距離感は様々。

しかし、実際に一人１匹ずつ手にとって観察した後は、
みんな一様に新たな発見を手にしていました。

「暖かかった」
「産毛のようなものがあって方向があった」
「幼虫の頃から足が６本、頭の近くにあるが、成虫になった時、胴体だった部分はどうなるのか」
「すぐに必死に土の中に向かっていこうとした」

どれも実体験からしか得られないような感想ばかりです。