N小学校でのふるさと学習
先日、N小学校での取り組みに学んできました。
春に引き続き、2回目の訪問をさせていただきました。
御校は、ふるさとに潜在するさまざま「もの、人、こと」を
見事に教材化して、子どもの学びへとつないでいるところが圧巻です。
地元のお祭り、花火、特産品はもとより、
来県者数のデータや校章、民話までもが、
各教科等の学びを深める教材として磨き上げられています。
(校長先生自らも、自然素材や歴史財産をどんどん掘り起こされる
教材研究の達人でいらっしゃいます。)
この日、中心的に提案されたのは第6学年の授業でした。
地元で古くから栽培されてきたカリンの加工品を扱っていました。
その加工品作りに携わる人々の思いに触れる、
というのが本時の山場です。
考えさせられたのは、この「携わる人々の思い」とは何か、です。
普通ならきっとこう考えるところでしょう。… 続きを読む...