第2回清掃チャンピオン

第2回清掃チャンピオンの表彰があった。
長い期間を通じて、熱心に取り組んでいる子が
その対象となる。
この賞、
なかなかもらえるものではなさそうだ。

縦割りメンバー12名のうち、
表彰されるのは1名のみ。
それぞれに取り組み方が様々だから、
甲乙はつけがたい。

机をいくつもいくつも運んでいる子と、
雑巾で床を磨くように拭いている子と、
どちらが立派かということは、
言えない。

さらに、そのような子たちが、
進んでゴミ箱を空にしてくることもあれば、
汚れたバケツの水を換えに行くこともある。
それらと、さっきまでのよい行いとの合わせ技で、
どちらの組み合わせが立派かということなどは、
もっと言えない。

さらに、それが毎日だとは限らない。
昨日まで熱心にしていたけれど、
今日は、集中力がなく、
友達とおしゃべりに夢中になってしまう日だってある。
休み時間に友達と別れがたかったのか、
時間に遅れてくる日だってある。
時間ぴったりに来ておしゃべりするのと、
時間に遅れて来て息をきらして掃除をしているのと、
どちらが好ましくない姿かと言うことなど、
やはり言えない。

さらに、評価情報がの入手の機会が均等だとは限らない。
それまで夢中で拭いていたのに、たまたまその時、壁に寄りかかっていた時だったとか、
それまで隅の方を真剣にきれいにしていたのに、たまたまその時、「ぞうきんがけレース」をしてしまった時だったとか、
それまでもくもくと取り組んでいたのに、たまたまその時、班長にくちごたえしていた時だったとか、
それまで大きめのゴミを手で拾っていたのに、たまたまその時、足元に落ちていたストローをけっとばしてしたまった時だったとか、
それまで。。。。。のに、たまたまその時、。。。。。してしまった時だったとか。
反対に、
それまで遊んでいたのに、たまたまその時、机をつっていた時だったとか、
それまでおしゃべりしていたのに、たまたまその時、だまってちりとりを差し出していた時だったとか、
それまでバケツの中でぞうきんを洗濯機のように回していたのに、たまたまその時、ぎゅっとしぼっていた時だったとか、
それまで特段すべきこともなくふらふらしていたのに、たまたまその時、時間が来たので「並んで〜」と指示を出していた時だったとか、
それまで。。。。。。のに、たまたまその時、。。。。。した時だったとか。

それぞれに、取り組み方が様々だから
やっぱり、この賞、
なかなかもらえるものではなさそうだ。
言えることは、
「長い期間を通じて」、熱心に取り組んでいる子であるということ。
それは、付け刃では決して育たない力と心。

5の1では4人の仲間がこの賞を受賞した。
心からの敬意を表したい気持ちでいっぱいである。

と同時に、
もしも、
班で1名という限定がなければ、
他にもその対象はいたのになあ、と確信することもできる。
なぜなら、この賞は、
班で、その1名以外は、
ふまじであった、ということを意味する賞ではないのだから。

連絡
宿題  :算数ドリル
     パワーアップ(理科)
     音読「大造じいさんとガン」前書き3回
     (もうすぐ暗唱できそうなところまで)
持ち物 :アンケートなど未提出のもの
お知らせ:特になし

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