多目的ホール

多目的ホールで
ある会合があるため、
次期最高学年を担う5の1が
その会場設営にあたる。

作業は、わずか15分。
内容は、折り畳みいす100個と
5台ほどのテーブルを並べるというもの。

まあ、そこそこに作業しても、
大したことではない。
40人もいるのだから、
多少、手を抜いても、
大勢にさほど影響はない。

そんな中、
目を見張る動きを見せる仲間たちがいた。

両手に持ちきれないほどのいすを抱えて
せっせと運ぶ子。

3人組になって、やや離れたところに立ち、
寸分のくるいもなく、整然と整えようとする子。

指示にまっさきに反応して、
進んで重たい机を運ぼうと集まる子。

この会場に足を運ばれた皆様が
少しでも気持ちよく過ごしていただけるように、
という尊い気持ちの表れである。

大した作業ではない。
わずか、15分程度の作業である。
されど、15分。
その作業に「心」を吹き込むのは
そうたやすいことではない。
実は、このことこそが、
今日の作業を5の1らしい取り組みとする
生命線でもある。

連絡
宿題  :国語ドリル
     パワーアップ(社会)
     マナー標語
持ち物 :講演会のアンケート
     記念品代100円
     硬筆の用意(必)
お知らせ:なかま活動あり