フリッカリング

 ああ、あれはそういうことだったのか、と今になってようやく確認できたことがありました。極地研のHPに「最速で瞬くオーロラの撮影に成功」という見出しの記事を見かけたのです。オーロラはゆらゆらと静かに揺れて輝く、というイメージがありますが、時折「オーロラ爆発=ブレイクアップ」と呼ばれる現象に至る場合があります。その中でも、明るさや動きが非常に激しく変化する現象を「フリッカリング」というらしいのです。

参照:www.nipr.ac.jpより

穏やかに揺れるオーロラブレークアップ寸前フリッカリング状態か

 54次観測隊に同行中、一度だけしらせ艦上から、これに似た状況に遭遇したことがありました。その時の様子を当時の私は次のように記しています。「明るい火の玉のようになってぐるぐると大空を動き回る」、「激しく龍のように全天を動き回るのに、物音一つしないのが不思議。」参照:本HP2014.3.16の記事より … 続きを読む...