続・日直の星

帰りの会が終わった後の教室というのは
様々な姿でごったがえす。
今日は、国語の授業で行っていた
ビデオニュース作りの続きで盛り上がっている子たちがいた。
帰りの会の時から
「みなさ〜ん、ちょっとお願いし〜す。
 撮影するので教室を出てくださ〜い。」
(撮影終了)
「ご協力、ありがとうございました〜。」
それは、さながらドラマの撮影ロケのよう。
みんなが帰ったあとも、
「5の1の授業風景を撮るよ〜。」といって
その撮影は続いていた。
そんな人混みをぬうようにして、
日直の星がキラリと輝く。
机の整とんをし、
ほうきをもって教室を掃き。
いすを上げ、
机の下のごみもきれいに掃き取る。
もうゴミはほとんどないのに、
何度も机の周りを回って
きれいにしてくれている。
その頃には、もうロケ班の撮影も終盤にさしかかり、
外に真っ赤な夕日が落ち始めていた。
ロケ班は一斉に屋上に飛び出し、
夕日に向かって
「青春だ〜」とかなんとか叫んでいる。
教室に戻ると、まだ
日直さんの掃除はもくもくと続いていた。
ロケ班のメンバーが、
一人、また一人と手伝い始める。
いすを下ろす子、
もう1本ほうきを持ってくる子、
ちりとりでごみを取る子。?夕暮れ時に、…
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伝統

本校130周年記念式典。
式辞やご祝辞のお言葉に、
本校を支え、見守ってくださる
多くの方々の思いがあることを
あらためて知らされる。
職員の一人として身が引き締まる。

本校の歴史を振り返る寸劇もよかった。
おおまかな話の内容は以下。
現在の6年生が、
日々の勉強や友達関係のことで
頭がいっぱいになっている時、
突然、嵐が吹いてきて
タイムスリップしてしまうという設定。
その旅の中で、天の声がする。
明治の開学時のこと、
戦時中に校舎が焼けてしまったこと、
仮校舎として十分な設備もない中で学ぶ子供たちがいたこと。。。
タイムスリップした6年生は、
その旅の中で、
学べることが当たり前でなかった状況で、
学ぶことをあきらめなかった先人の努力というものを、
とても新鮮に、強烈に感じていく。
現在に戻った6年生は、
今の自分に感謝し、たくましく前進することを誓う。
というもの。
当時の写真を写しだしたプレゼンや効果音も交えて発表された。

最後は、音楽鑑賞会。
演奏者は全員、本校の先輩方。
伝統を受け継ぐという作業の最先端の部分を見た気がした。

連絡
宿題  :パワーアップ(社会、理科)
     国語ドリル
     カラーテストの勉強
持ち物 :自習の用意(パワーアップのテキストなど)
     スーパー袋3枚(給食用)
お知らせ:特になし…
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