見取り 生活科概論

この日の生活科概論では、
単元「秋の宅配便」というテーマで
作品作りに取り組みました。

まずは、子どもになりきって取り組みます。
大学の周辺で木の実や葉を見つけ、
それを用いて、さらに、
すでにこちらで準備していたドングリなども加えて
作品にしていきます。

「宅配便」ですから、
送りたい相手も一人一人思い描いていることでしょう。
完成すると、
こんどは、教師側に立って、
一つ一つの作品の見取りを行います。

当たり前のことですが、
どれ一つとして同じ物はありません。

作品の表している物は一体何かということはもとより、
材料の生かし方や接着の工夫はどこにあるかを見つけたり、
一粒一粒そっと並べた指先の動きを想像したり、
失敗や成功を繰り返しながら没頭した様子なども思い浮かべながら
できる限りの解釈を添えて
その子理解に徹したいと思います。