試作:かぶドームし

講義の一環で、
カブトムシの幼虫を
学生さんたちといっしょに観察しました。

その幼虫たちを今も継続して飼育しています。

成虫までの日々を
できるだけゆったりとして過ごしてほしい、
そう思って、カブトムシの幼虫ドーム、
「かぶドームし」を作りました。


作り方は簡単です。
まず、衣装ケースのふたの四隅にドリルで穴をあけます。

次に、あけた穴にジグソーの刃を入れ、
ふたの中心をドーナツ状にくりぬきます。

こんな感じです。

そこに、100均で購入した
食卓ネットを取り付けます。

このとき、
一旦、食卓ネットを傘骨から取り外し、
傘骨の針金だけを小さな穴に通して
再び食卓ネットを傘骨に取り付けます。

その小さな穴とは、これです。
これもドリルであけておきます。

これまでは、発泡スチロールの箱などで飼育していましたが、
夏になって、成虫になると、
とつぜん箱から飛び出してきて、
朝から教室中が大騒ぎ!
ということがよくありました。

これなら、ドーム型になっているので
上部にやや余裕があるため、
突然、成虫になる日がやってきても
大騒ぎしないですむかなあ、と思っています。

が、どうなるかはわかりません。
ネットがやや弱いので穴があくかもしれません。
やってみないとわかりません。

できれば、その後の経過は、報告したいと思っています。