スチールコンテナの中身

第55次隊の南極観測活動に合わせた
バーチャル同行シリーズの52回目。
(写真は54次隊のときのもの)

前回に引き続き、
昭和基地のようすをバーチャル同行。
55次隊のみなさんも今頃は昭和基地で夏作業に汗を流していることだろう。


たとえば、こういうのも夏作業の一つ。
越冬物資をひとつひとつ基地に運び込むのだ。
写真からみてこの日の作業の中身は、食料品だったようだ。
段ボールはいつものように「バケツリレー」スタイルで運搬。
時折、こうして流れが止まることもあるが、
それがつかの間の休憩時間となる。


何しろ運び込む量ははんぱじゃない、ほら。
スチールコンテナの山、山、山。
このコンテナの中に、隊員たちが一年間で消費する食料が入っている。
その一つ一つを取り出しては、所定の場所にまた格納していく。
こんな作業をしながら思う。
人間って自分の体の何倍もの食事をとるんだな、と。

55次隊では、しらせが積み込んできた全ての荷物の搬入を終えたという。
53次、54次と連続して、しらせが接岸断念を余儀なくされていたので、
船の上で日本と南極を3往復したものもあることを思うと、
運搬完了はとても意味深い。
運び込まれた物資のおかげで、観測活動や設営作業が急ピッチで進むだろう。

運び込まれたあとの隊員たちの作業は一段と大変になるが、
隊長の指示のもと、安全に完遂されることと確信している。”