雪鳥沢小屋

第55次隊の南極観測活動に合わせた
バーチャル同行シリーズの41回目。
(写真は54次隊のときのもの)


ラングホブデ雪鳥沢に
隊員たちや物資が次々と到着。
2機の観測隊ヘリが、
およそ20分間隔でピストン輸送を繰り返す。
朝7:30頃にこの日の一便が飛んでから、
全ての荷物が運び終わるのが11:00頃。


ラングホブデには、
こんな露岩が広がっていた。
植物の姿はどこにも見当たらない。
生命力を寄せ付けない南極の自然の厳しさ感じる。
もちろん人の営みによる人工の建造物など視界にない。
こんな光景が、何百年、何千年と続いてきたのだ。


唯一あるのが、ここ雪鳥沢小屋。
中はこんな風になっている。
3人くらいでちょうど、5人も入れば窮屈なくらいのスペースだが、
慣れてしまえば快適でもある。
前々次隊が使っていた日用品がそれなりにあって、必要かつ最低限の生活はできた。


物資の搬入を終え、
雪鳥沢小屋に食料などを補充したら、
こんどは、自分たちの食事の時間。
廃材を利用してテーブルを作り、
基地で作ってもってきたお弁当を広げた。
この日はとても天気がよく風も穏やか。

見渡す限り自然しかないこんな中にいると、
地球ができたばかりの時代に
ぽつんとやってきたかのような錯覚を覚える。
そんな中、
お弁当のおかずを箸でつまむというごく日常的なことが、
かえって非日常的なこの状況を強烈に自覚させた。