しらせ大学

第55次隊の南極観測活動に合わせた
バーチャル同行シリーズの22回目。
(写真は54次隊のときのもの)

12月13日、54次隊では
「昭和基地入り直前講習」なるものが行われていた。
予定では、この後、約1週間ほどで
しらせでの生活から昭和基地での生活になるのだ。

55次隊のみなさんも、今頃は、
日々の打ち合わせに熱が入ってきていることだろう。

昭和基地入り前の慌ただしい中ではあるが、
しらせ内では、そんな午後のひとときを
「しらせ大学」で過ごすことができる。
観測隊の隊員が特別講義を行ってくれるのだ。

どの隊員も、その道の最先端をいく方々ばかりなので、
その講義の内容はとびきり上等である。
連日、講義会場の観測隊公室は
満員御礼、立ち見が出るほどだった。
私も、少々揺れる船内で立ち見をしながら拝聴した口だが、
ほとんど苦に感じることなどなかった。
極域の研究に対する深い情熱にいつも圧倒され、
昭和基地への思いが募った。

この「しらせ大学」の全日程が閉講する頃、
いよいよしらせは、流氷縁にさしかかり、
やがて定着氷縁へと突入していく。

私のメモでは、それが
明日、12月14日のことだった。

次回は、その日のことをバーチャル体験していただけたら、と思う。”