目に浮かんでくるもの

南極授業が授業であるために46

故郷の自然の魅力を
再発見させられるという体験は
南極滞在中に数回訪れた。

たとえば、この2枚の写真。

左は、立山称名滝。
称名滝は、立山連峰を源流とする滝で、
弥陀が原から称名川まで流れ落ちる
その落差350Mという
日本で一番大きな滝である。

右は、ラングホブデの雪鳥沢の様子。
ラングホブデでの野外活動の際、
そこを流れる沢伝いに山を登った。
この沢の水は、
氷河の溶け水だと思われるが、
それが、
一気にラングホブデの湾に注ぎ込んでいるのだ。


あの日、
立山の雪解け水が滝を流れ落ちて
やがて、富山湾に注ぎ込むという故郷の光景が、
ラングホブデに立つ私の目に
確かに浮かんでいた。”