本物の魅力

南極授業が授業であるために18

私の「南極授業」の大きなテーマに
「富山と南極のつながり」を据えたのは
そんな理由からだった。

すぐに私は、
第1次隊員の佐伯さんや、
立山氷河が認定にご尽力されたI学芸員さんの
ご協力を請うことにした。

子どもたちにとって
目の前に“本物”がご登場されることほど
魅力的なことはない。

新たな概念を子どもの心に刻み込み、
子どもの思考を組み替えるように働きかけることができるのは、
おそらくこの方々以外にない。

授業とは、
何かをわかりやすく教えることではなく、
これまでにない概念が子供の中に形成されること、
そう常々思っている。
 ”

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