アザラシのミイラという教材

南極授業が授業であるために15

JARE54-スカーレンにて

このコンテンツには、
実は「アザラシのミイラ」が出てくる。

その姿は
私たちも驚くほど完全な形に近い状態だった。
ひれの形もよく保存されており、
顔には真っ白な歯形がそのまま残っていて
今にも動き出しそうだった。

このコンテンツを教材に南極授業をしていると、
画面の向こう側にいる子ども達の
鋭い視線を感じることができた。
それは何だか不思議な感じだった。

では、その要因はどこにあったか。

まず、「動物がミイラ化する」
という非日常的な現象にある。

前回までのシリーズをふまえて言うならば、
アザラシのミイラという「シンプルさ」と
まるで生きているみたいだ、ミイラなのに。。。という「矛盾」とが
その一瞬の映像の中にあったと言える。

しかし、
そのインパクトの大きさだけでは
やっぱり本当の教材にはなり得ない。

「授業者」としては
その持てる力を結集しければならないものがある。”