子どもを知る

南極授業が授業であるために9

授業には「矛盾」が大切だった。
そして、これらの「石」には、
まぎれもなく子どもにとっての矛盾が存在している。

それなのに、なぜ、
「子どもの反応の手応えが。。。」
だったのだろう。

考えられることは、
「石がごつごつしている、波打ち際なのに」
などという矛盾を含む事実が
子供にとっては
まだまだ「予定調和の範囲内」だったということである。

私は、
授業で大切なことは「矛盾」の存在である、
ということについて
方法論としては知っているだけだったのかもしれない。

子どもたちにとっての「不調和」とは何かを
ぎりぎりまで想定しておくことが不十分だったのだ。

やはり、
子供を知らなければ、
どれだけよい「素材」でも「教材」にはなり得ないし、
子どもを知らなければ、
授業にはならない、ということだろう。