あれは夢ではなかったのか(17)(vol.143)

もしかすると、
あれは夢だったのか。。。
つい、そう思ってしまいそうな光景がいくつかある。
それらを書き留めていくシリーズの17回目。
(17)石の楽園

スカルブスネスである山のピークを目指していた私たちは、
突然、目の前に広がったこの自然のいたずらに
思わず釘付けになった。

真っ赤な岩がむきだしになって、ここだけが平に広がっている。
そして、そこに不自然に転がる大小さまざまな石、岩。
行き場を見失って迷子になってしまったようだ。

いつしかここは、石の楽園とか、石の庭園とか、
そう呼ばれるようになったこの光景

もしかすると、
あれは夢ではなかったのか。。。”