あれは夢ではなかったのか(18)(vol.144)

もしかすると、
あれは夢だったのか。。。
つい、そう思ってしまいそうな光景がいくつかある。
それらを書き留めていくシリーズの18回目。
(18)遠近感

地図を片手に、スカルブスネスという露岩域をひたすら歩く。
見える岩は、数億年前に形成されたという。
ほとんどが氷に覆われている南極大陸の中でも、
このような露岩がむきだしになっている数%の場所は、
地球の形成の歴史を知る上でも重要な場所。

あまりの広大さに遠近感をつかめずめまいがしそうになったり、
気の遠くなるような時間に感覚がまひしてしまいそうになったりしたあの光景。

もしかすると、
あれは夢ではなかったのか。。。