逆さオリオン座とオーロラ (vol.127)

再びオーロラが出現した。
しらせは今ちょうどオーロラ帯の中にいて、
太陽風と地磁気と天気の条件さえよければ、
いつでもオーロラが観測できる状態にはあるらしい。

この日は、昨晩ほどの激しいオーロラではなかったが、
満点の星空をバックに透き通ってゆれるオーロラを
南大洋に浮かぶ船の甲板に寝そべりながらゆっくりと観測できた。
こんな天体観測、生まれて初めて。
ただ、宇宙に包まれているという錯覚に陥ることができるも、
すぐに手足の末端が冷えて痛いくらいになってきて現実に戻される。


逆さオリオン座(中央やや右よりの水平線際)とオーロラ
(右上の明るい星がシリウス?手前の黄色いヤッケが自分)”