きざはし浜実験室(vol.82)

きざはし浜滞在4日目の最終日。
テントをたたんだあとにできたスペースで
簡易実験台をもうけて即席の理科室を作る。

観察の対象は、
あの仏池から持ち帰った氷柱、
氷河が解けて流れた沢で採取した藻、
浜に打ち上げている海氷にくっついていた貝。

かなり簡易な顕微鏡での観察だったが、
氷たちが、
自分が解けて、流れて、海に至るまでに見てきた光景の一部を
一緒に垣間みることができたような気分。

前の記事

南極の気あらし(vol.81)

次の記事

自然の前では(vol.83)