デルタアンテナ設営(vol.61)

昨日の夜は、真夜中になっても寝付けなかった。
それは、やや興奮気味だったせいもあるが、
百夜の南極では、真夜中の12時をすぎても、
まるで昼間のように明るいのだ。
部屋の窓が開いていれば、電気をつけなくても
字を書いたり、ものを探したりすることは難なくできる。
朝、目覚めたときは、
昨日寝たときと同じ明るさの風景だった。

さて、今日の作業は、デルタアンテナの設営。
今回建設するデルタアンテナは、
高さ40mの支柱を中心にして三角の形にアンテナを張ったもの。
1本のアンテナを立てるためには
その周囲に高さ約5m〜7mの支柱を4本立てなければならない。
今日は、そのうちの2本を立ち上げることができた。
これも、設営系の現場監督の指示のもと安全第一で作業できたおかげ。
はじめはなれない作業も多く手間取っていた隊員たちも、
プロの現場監督さんたちが注意深くサポートしてくれるため、
その手際はどんどんよくなっていった。

ここでは、みんなで協力し、
すべて手作りでものを作り上げていくしかないのだ。

遠くでは、ペンギンたちの姿も見え、
少々疲れ始めた隊員たちに元気をくれた。