5003(vol.28)

「しらせ」には、5003という数字が刻まれている。
「砕氷艦AGB−5003しらせ」である。

5003があるのなら、
5002や5001もあるのかな、と誰もが思うだろう。
ご存じの通り、
現在の「しらせ」は、2代目の「しらせ」である。

さかのぼると、
5003が現在の「砕氷艦しらせ」
5002が初代の「砕氷艦しらせ」
5001が「砕氷艦ふじ」の順。
ここまで海上自衛隊。
それ以前は、「巡視船PL-107巡視船そうや」が君臨するが
これは海上保安庁。
第1次観測隊は、この宗谷で南極に向かった。

私たちはよく親しみを込めて「南極観測船しらせ」と呼ぶが、
正式には「砕氷艦しらせ」というらしい。

「しらせ」は東京晴海埠頭を出港し南極大陸を目指すが、
観測隊員はオーストラリアのフリーマントルから乗艦する。
2000年までは、観測隊員は晴海埠頭から同行したが、
2001年からは、空路オーストラリアへ向かい、
フリーマントルから乗艦するようになった。

いずれにしても、
オーストラリア・パース、フリーマントルでは、
毎年、「しらせ」を歓迎してくれているという。
パース日本人学校に3年間勤務したある友人によると、
当地には「しらせのうた」なるものがあるという。
「南極の海には〜♪ 南極の海には〜♪」
ぜひ、現地で聞いて、覚えたい。”