睡眠(vol.27)

これは船室のベッド。
ブルーのストライプが
いかにもそれらしい。

2段ベッドで
こちらは上段の写真。
下段にも
ほぼ同じものがある。

さて、ここで問題。

南極までの往復で
隊員たちが
このベッドで寝るのは何泊でしょう。
ちなみに、隊員たちは
往路は、オーストラリアから「しらせ」に乗船し、
復路も、オーストラリアで「しらせ」から下船する。
つまり、オーストラリアから南極までの往復で
およそ何泊かを考えていただきたい。

あくまでも予定だが
往復でおよそ54泊。
南極とはなんと遠いところかと思う。

いや、遠さだけならこんなに時間はかかるまい。
時間がかかるのは、むしろ、
氷山を避けて慎重に進んだり、
氷を割るために一度勢いをつけに戻ったりしながら
南極を目指すためだろう。

南極とはなんと厳しいところかと思う。

しかし、我らが「しらせ」は
世界でも有数の砕氷能力をもっている。
もちろん乗組員の方々も一流だ。
大きな信頼のもと、このベッドでゆっくりと54回眠りたい。”