引き出し(vol.26)

今日もしらせは
ひたすら南下中。
http://www.nipr.ac.jp/jare/shirase/index.html

これからお世話になる船室が
やがて生活感を帯びてくる前に
今一度、よく観察しておきたい。

今回は机の引き出し。

共同生活の中で、
「自分のお城」と言えるものがあるとしたら
おそらくこのスペースだろう。

ここで
本を読んだり、パソコンを開たり、
音楽を聴いたり、日記を書いたり、
計画を立てたり、反省をしたり、
写真を整理したり、絵を描いたり、
考え事をしたり、独り言をつぶやいたり、
食べたり???
眠ったり???

とりあえず、机のいすにすわってみた。
ふと前を見ると、
たくさんの引き出しがあることに驚かされる。
意味もなく、
ひとつひとつ引き出しては、
また元にもどしてみたりする。

まだ空っぽのままの引き出したち。。。

ここをいっぱいにするほどの収穫を
もって帰ることができるか。

そんな思いにかられそうになったとき
隊長がよく言うこんなフレーズが頭に浮かぶ。

「自然の前では、がんばりすぎない」

こんな心境に、真に到達するには
経験も教養も度量も何もかもが足りない。
だからせめて、
このたくさんの引き出したちの一つは、
ずっと空のままにしておくくらいの
アソビをもっていようと思う。