雪合戦

雪が降って、
雪が積もれば、
雪だるま作りや
かまくら作りや
雪合戦が楽しい。

雪の中にもかかわらず
外で元気に長休みや昼休みを過ごして
教室に戻ってくる子どもたちの頭からは、
熱気と汗で
ゆげがのぼっていることもある。

もちろん、そんなときばかりではない。
楽しかった雪合戦のはずが、
いつのまにか、
何かのきっかけで、
けんかになっていくこともあるようだ。

自分ばっかり集中攻撃される。。。。。
至近距離から、しかも、力一杯当てられる。。。。
当てたら「逆ギレ」される。。。。
違う雪合戦グループが入り込んできて勝手に当ててくる。。。。

こうなったら、
すでに雪合戦の体をなしていない。
けんかになるのもうなづける。

うなづけないのは、
なぜ、もう当てられている子をさらにまた当てるのか、
なぜ、至近距離なのに力を加減しないのか、
なぜ、「当てる」のが雪合戦なのに当てられたら「キレ」るのか、
なぜ、他のグループの人を予告なく当てるのか、である。

雪合戦における、このような状況を
ただ「やめなさい」というだけが
私たちの仕事ではない。
そのような行動になる背景を洞察し、
そもそも何が原因なのかを探る努力が
私たちに科せられた課題であろう。
そこから、
改善策や指導法が見えてくるはず。

それにはいろいろあるだろうが、
その一つは、
「もっと雪合戦をやりましょう」
ということか。