百人一首

今年、遅ればせながら
百人一首(そのうちの20首)に取り組む。

この20首は、
自分が教員になったころ、
先輩教員からの指南を受け、
そこに自分の勝手な思いを付け加えて選んだもの。
一応の基準は。。。
教科書や読み物によく引用されているもの、
作者が歴史的にも有名な人物であるもの、
どことなく「音」がおもしろいもの、
という印象が強いもの、
といったところで、
明確な基準があるわけではない。

以来、2〜3首の入れ替えはあるものの、
これまで担任させていただいた
ほぼすべてのクラスで
期間限定で取り組んできた。

百人一首は、別に教科書に載っているわけではない。
何年生から取り組むことになっているというわけでもない。
ただ、
秋の田の かりほの庵の〜(天智天皇)
春すぎて 夏来にけらし〜(持統天皇)
これやこの 行くも帰るも〜(蝉丸)
人はいさ 心も知らず〜(紀貫之)
などなどは、
それを一度も触れずして
小学校の教育を終えてもよいのだろうかという
思いを抱かせるほどの何かがある。

今や、
ワードやエクセルなどの使い方を身につけて
社会に送り出すことが
高校や大学などの高等機関の
もうひとつの「見えざるカリキュラム」のようなものに
なっているが、
その使い方ですら、
数年もたてば、変わっていってしまうものがほとんど。

その点、
百人一首に親しむ体験は
数百年たってもおそらく色あせることはない。

明日も10分でも、15分でも
時間を見つけて対戦を楽しみたい。
近頃の自勉ノートには、
百人一首について調べたり、
それを覚えようと繰り返し書いたりしたものも
見られるようになってきた。