ニーズと品質
ニーズに応じる。
品質がよいからといって、
そこにあぐらをかいていてはいけない。
品質が多少劣っても、
ニーズがある場合がある。
偶然かも知れないが、
こんな話題を、
新聞でもテレビでも見聞きした。
一昔前なら、
たとえニーズがなくとも、
品質の追究こそやりがいだと教えられてきた。
いずれは、
そこに本当のニーズが生まれる、
というのが、我らが信ずる道だった。
失意の中でも、
そう思えば、勇気も希望もわいてきた。
だが、この日偶然見聞きした一部の新聞やテレビが言っていた、
品質がよいからといって、
そこにあぐらをかいていてはいけない、
品質が多少劣っても、
ニーズがある場合がある、
というのは、
それって、本当にそうだろうか?
そういえば、近頃、
身近なところでも、
「品質」を落として、とまでは言わないまでも
「ニーズ」と言い聞かされていて、
ちょっと困惑しているところ。