月と金星

月と金星が大接近していた。
今日が下弦の月でなければ、
決して見えなかっただろうと思われるくらいの近さ。

いや、それならそれで、
月と金星と地球が一直線に並んでいたというわけで
それまたすごいことだったのかも。

ただ、それならそれで、
月と金星と地球が一直線に並んでいたというわけで
だれもそのことに気付かず普通に月を眺めていただけかも。

そういうことって、
なんだか、普段の生活の、
どこにでもあるような気がした。

すごいことに見えるようなものに出会ったときだけ
妙にすごいと思っているが、
実は、
何の変哲もないことのように見えることが、
それよりももっとすごいことだったりするということが。