生命の躍動

生命の躍動、
というとちょっとオーバーかもしれないが、
ふとしたことでも、
身近な所のあちこちで、
しかも、
ほぼ、同時に動き出したら、
それは、
大きな躍動だと感じてしまうもの。

今朝、カマキリの子どもがたくさん孵っていたのが見つかった。

昨年の秋にクラスの友達によって見つけられ、
虫かごに入れて理科室の片隅に保管し、
いつ孵化してもいいように網のカバーをつけ、
あとは。。。。。記憶の外になりそうだった。。。。
そのカマキリの卵からだった。
ちょうど昨日、
「先生、カマキリはどうなったかなあ。。。」と声をかけられ
久しぶりに思い出させられて、思わずはっとしていたのだが、
その子の鋭い勘が、どんぴしゃり、だったわけである。

間もなく、ワークスペースのザリガニが脱皮していたのが見つかった。

教室に向かう途中、
「先生、先生。。。。」と、ひそひそ声で呼び止められる。
何かあったのかと、聞き耳を立てると、
「し〜っ、ほら、ザリガニが脱皮した」
見ると、まるで、もう1匹増えたのかと思うほど、すっぽりと殻をぬぎ、
その片隅で、まだ、やわらかそうな体をゆったりと横たわらせるザリガニがいた。

一冬を越したノコギリクワガタたちの「けんか」も見つかった。

このところの陽気のせいか、活動が活発になってきたらしい。
これまでケースの中で仲良く過ごしているように思っていたが、
このところ、けんかをしているようにも見えるというのだ。
広い場所に移してやるか、ケースを分ける必要がある、という。
えさのなくなるのも早くなったらしい。

身近な所のあちこちで、
しかも、
ほぼ、同時に動き出した生き物たち。
そこに
毎年毎年、
絶え間なく、リズミカルに繰り返される
自然界の生命の躍動を
子どもたちは見たに違いない。