意外な使い道

先日作成した「大きな数のものさし」
それを意外な形で活用する姿に驚く。

今日の算数の時間は、次のような
大きな数の筆算の工夫だった。
 450000
×  1300
ーーーーーー

 45
×13
ーーー 
135
45
ーーー
585000000

この数字を5億8500万と確かめていると、
ある子が、ふと
前日に作ったものさしを取り出し、
そして、数字の下に当てて、位を確かめながら、
「あ、本当だ、ものさしとぴったり合う」
とつぶやいた。

そのつぶやきは、
すぐにみんなに広がった。

「本当だ、5億だ」
「本当だ、ぴったりケタがそろってる」
「本当だ」
「本当だ」

ものさしの意外な使い道に
担任も思わず
「本当だ」
とつぶやく。

本時のポイントである
0をはぶいて計算し、
あとでそれをつけたすことができるわけについて
話し合いが始まったのは
そのあとのことだった。