大きな数のものさし

体力測定後の、
どこかけだるい感じの算数。
こういうときは
思考を深めような時間より、
静かにもの作りにでも没頭できればいいかな、
と思って取り組んだ「大きな数のものさし」づくり。

16マスの厚紙に、
千、十、百、一、千、十、百、一、千、十、百、一、千、十、百、一
      兆       億       万
と書いて色分けする、というただそれだけの工作。

このもの作りを通して、
千、十、百、一が繰り返されていること、
4つごとに万、億、兆。。。と変化を繰り返すこと、
6395402812745のような数字でもマスに当てはめるとわかりやすいこと、
などを実感を伴って理解できると思われる。

しかし、子供たちはさらにそれを越えていった。

先生、余った紙を8マス下さい!
京まで紙をつなげたい!
左側につなげてマイナス億、マイナス兆もできるかな?

16マスの「大きな数のものさし」を作ればいいと思っていた担任に対し、
数の広がりを無限に広げていこうとする子供たち。
全く感心させられてしまう。

体力測定後の、
どこかけだるい感じは、
すっかり消えていた。

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