200字

これからの日記は、2サイクル限定で
あえて、段落構成をやや意識したものにシフトする。

字数は200字で、
1段落目は主に事実を、
2段落目は主に思ったことや考えたことを書く。

簡単そうだが、なかなか難しい。

例えば、
「今日は、休み時間にみんなで縄跳びの競争をしてとっても楽しかったです。
 いつもより二重跳びがたくさんできたのでまたしたいです。」
などのように、
事実と思ったことが同じ文章に入ってしまうようなパターンがよくある。

また、例えば、
「今日は、休み時間に縄跳びをしました。
 みんなで集まって競走しました。
 いつもより、二重跳びがたくさんできました。
 とっても楽しかったです。」
などのように、
1段落の事実の分量が多い割りに、
2段落の思ったことがあっさり終わってしまうようなパターンもよくある。

簡単そうだが、なかなか難しいのは、
何も子どもだけの話ではない。
担任としても、
国語の「関心・意欲・態度」「話す・聞く」「読む」「書く」「知識・技能」の視点から言えば、
「書く」力を高める指導は、
「関心・意欲・態度」を高める指導に次いで難しいとよく思う。

そこで、これから2サイクルの日記は、
あえて
段落構成をやや意識したものにシフトする。

もちろん、「書く」力は、
書くことだけによって高めることができるわけではない。
よく話したり、よく聞いたり、よく伝えたり、よく感じたりすることと
共にスパイラルで高まるもの。

200字によって繰り広げられる話の展開を
毎日、楽しみにしている。

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