今日は音楽会

伝統というのは、目に見えないもので、
毎日毎日、それを感じて過ごしているわけでもなく、
かといって、
常日頃、今の自分たちのがんばりだけで
今の自分たちがあると思っているわけでもない。

都合の良いときにだけ、ふとその「伝統」を思い起こしては、
そのありがたみを味わっている身勝手さを思いつつ、
得たいのしれない、偉大なそれを想像しようにも、
実はそれが、とてつもなく遠く
手の届かない所にいってしまったかのようにすら思えてしまう。

いつからが「今」で、いつまでが「伝統」だったのか。
いつまでが「今日」のことで、いつからが「伝統」と呼ばれるようになるだろうか。

創校記念式典と同時に開催される音楽会。
天使の歌声に浸りながら、
附属の伝統の最先端が今ここにあると自覚し、
身がひきしまる。