お弁当実験箱

理科、明かりをつけようの学習。
「お弁当実験箱」を手にしたみんなは、
いっせいにそのふたを開けて
豆電球の点灯に夢中になった。
その姿の楽しそうなこと。。。
本当に、みんなの好奇心の旺盛さには圧倒される。

それにしても、なぜ、
キレイな実験セットより、
こんな「お弁当実験箱」に
みんなはあれこれとかかわっていくものなのだろう。

点いた〜
こんなのでも点いた〜
見て見て〜 導線と導線の間にこれを置いても点いた〜
それなら、ぼくだって、こんなので点いたよ〜
15分もすると、さまざな回路が
あちこちでできあがった。

導線を縛った回路、
間にはさみをはさんだ回路、
点いたり消えたりする回路。。。

そのうちに番外編も出てくる。
例えば、点かない回路。
しかし、それらはとても大事なのである。
それは、なぜ点かないのかを
みんなで見つけていくことができるからである。
乾電池がないのではないか。
ソケットが緩んでいるのではないか。
豆電球が切れているのではないか。
導線が離れているのではないか。
ビニルの被膜の上から結んでいるのではないか。
子供たちの声で、
考えられるほとんどの要因が埋められていく。

また、こんな番外編も出てきた。
それは、熱くなる回路。
いわゆるショート回路だ。

番外編というか、失敗というか、
そこから学ぶことは多いものである。

こんな時間が45分、
豆電球を点けるという時間が45分、
回路というものはどういうことかを感得した時間が45分、
そんな時間が、たっぷりと流れた理科の時間。

それにしても、なぜ、
キレイな実験セットより、
こんな「お弁当実験箱」に
みんなはあれこれとかかわっていくものなのだろう。