やり直し

今日の話はかなり長くなりそう。
とてもここには書ききれないくらい。
だって、
「やり直したらいいかどうか」なんてこと、
すぐにいいとか悪いとか結論づけられないよね。

そうだからこそ、
キックベースの試合が終わってからも、
自分の立場を主張し、涙したんだよね。
自分の気持ちをおさえ、相手を思いやって、涙したんだよね。
みんな真剣になって考えたし、迷った。。。

「やり直し」したらいいと思ったのは、
セーフかアウトか悶々としているよりすっきりしたかったから。
そのままにして試合に勝ってもうれしくなかったから。
このあともずっとみんなとゲームを楽しみたかったから。

それでも「やり直し」したくなかったのは、
せっかくスライディングしてまでがんばったのだから。
一点差を争う大事なところだったのだから。

それぞれの思いが分かれば分かるほど、
どこかに接点が見いだせると思っていたが、
逆に、それが大きな葛藤となっていく。
もう出口はないのか、そう思いかけていた。

そんなとき、ある子が言った。
「やり直し」したくない気持ちは、私、すっごくわかる。
わかるけど、けどやっぱり、やり直すことが
みんなにとっていいのではないかなと思う。
もし、そうでなかったら、
どちらかが、がまんする側になってしまうから。

この一言に、みんなの気持ちが動いた。

私も、その気持ち、すごくわかる。。。
ぼくも、どっちとは言えないけど、それがいいと思う。。。
学校の体育って、勝ち負けだけでなく、運動を楽しむことだし。。。

その子の発言には、
文字には決して表れないものがあった。
それは、
「他者を思う」というか、
「自分の迷いも包み隠さない」というか、
「本当は、そう決断することは自分もつらい」というか、
そんなハートが表れていたと思うのである。

もう出口はないのか、そう思っていた自分がはずかしい。
どこかに納得させないと、そう思っていた自分がはずかしい。
出口を見つけることや、
納得の行き先を見つけることだけが役割じゃない。
一緒に悩むこと、ともに痛みを分かち合うこと、
それしかできないことだって、あるんだ。