マスクの話

こういう時だからこそ
それについて伝えなければならない。

そういうことがあったクラスだからこそ
こういう学習場面があってしかるべき。

ということで、今日は「マスク」の話。

インフルエンザが猛威をふるう中、
うがい・手洗いが最良の手段でありながらも、
ただ、うがい・手洗いを、と繰り返すだけでは
子どもにとっても耳にタコができる、というもの。

主な話は、最新の?マスク事情について。
今や、マスクにもいろんな工夫がなされているようだ。

たとえば、
かつてガーゼだった部分は、もっと細かい目のものになった。
黒板の菌のイラストから、
ガーゼの編み目に阻まれるイメージや、
その隙間をかいくぐって侵入するイメージを描いていくみんな。
その隙間が小さくなった今のマスクでは
もう心配はいらない、とみんなは思った。

たとえば、
かつてゴムだったところは、鼻の形に合わせてカーブするようになった。
黒板のイメージ図から、
どれだけ編み目を細かくしても、
鼻の隙間からいとも簡単に侵入できるじゃん!
と気づいて笑うみんな。
その隙間がふさがれた今のマスクでは
もう心配はいらない、とみんなは思った。

さらに、
自分の息で眼鏡が曇らないように工夫された
スポンジの羽付きマスクがあることを
目の当たりにしたみんなはびっくり!

そうして、みんなはつぶやく。
C:それじゃ、マスクをさわった手もしっかり洗わないとね!
C:どんなに菌を防いでも、全部は取り除けないよ!

T そうだね、この世の中を無菌状態にすることはできない。
 だとしたら、大事なことは。。。

C:菌の侵入に負けないこと。。。かな。

話の最後に子どもたちからこんな提案が上がる。
C:先生、あした、「マスクの正しい付けた講習会」というのをやりたい!
C:先生、あした、マスクを1箱持ってきます。

今日の「マスク」の話は、
主にこのような流れとなった。
もちろん1箱も持参しなくてよいのだが、
こういう時だからこそ
それについて伝えなければならないという思いが生まれ、
そういうことがあったクラスだからこそ
こういう学習場面ができあがったということか。

かつて、インフルエンザ負け組? だった3の1は、
今や、そこから見事に立ち上がっている!!!!!!

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