1km

3年生の算数では「1kmを学習する」。

この、「1kmを学習する」ということは、
一体どういうことなのだろうか。
9歳の子どもが1kmを獲得するとは、
どんな意味をもっていくものなのだろうか。

1km=1000mということを知ること。
999m以上のものを計測し表す必要性に出会い、
同時にそれを解決する方法を身につけること。
単位のしくみやそのよさの一端に触れること。
1kmというものがどのくらいのものであるかを実感すること。

それらは、
未知のものを求める過程を歩むことや、
新しいものごとや考え方を発見することと重なる。

そういう多元的な経験たちこそが、
社会のあらゆるものを見たり、
判断したりするときに、
大いにその本領を発揮してくれる。

算数の学習も
理科の学習も、
なんの学習でも、
自他の人生を豊かにするために
人は学ぶのだと、
やっぱり思う。

先日の算数では、
ウオーキングメジャーを先頭に、
みんなで学校から1kmを歩いてきた。

連絡
宿題  :算数問題
持ち物 :習字道具
     社会ワーク
     道徳の教科書
お知らせ:うがい、手洗いの励行