話し合いは起承転転結

1学期の国語の力を総動員した「三年とうげ」。
初発の感想や語彙調べの後、
全5場面で5回の話し合いをする。

そんなに話し合いをしなくても。。。
と言われそうな気もするが、
とにかく、
毎回が、楽しかった。

「毎回」というのはちょっと正確ではない。
5回中3回に、大きな手応えを感じた。
おそらく、子供たちも、
あの3回の話し合いで
本気で仲間と議論し合ったことに
「読み」を切り開いていく楽しさ感じていることと思うのだが。

その中で、これまであまり思ったことのなかったことを感じた。

「話し合いは起承転転結」

「転」が一つ多いのはタイプのミスではない。
この一つ多い「転」こそが大切。
この二つめの「転」こそが深まりのバロメーター。

これまでは、まずは一つ目の「転」の部分を大切にしてきた。
この「転」は、子供の思考に揺さぶりがかかる局面だからである。
これがあるから、子供たちは、一段深いところへと誘われていくのである。

では、二つめの「転」は何なのか。
今は、まだ、うまく説明できない。
ただ、「結」へと向かうまでには、
「転」のあとに、何か得たいの知れないもうひと山があるようだ。

これは、夏休み中の宿題だ。

1学期の国語の力を総動員して取り組んだ「三年とうげ」だったが、
子供たちの発言やつぶやきや発想をシャワーのように受けて、
持てる力を総動員させられていたのは担任の方だったのかもしれない。

この5回の話し合いは、小学校教員としての自主トレにもなった。

連絡
宿題  :夏休みの計画に従って進める
持ち物 :荷物を持ち帰る袋
     内履きズックを入れる袋
お知らせ:元気なメスのカブトムシでした。

カブトムシ小屋のカブトムシも次々と出てきています。”