その仕事は自分が

子供たちと一緒にいて心地よいのは、
おそらく、その一つとして
つまらぬ損得勘定なんかぬきにした
極めて純粋なフットワークの軽さが
あるからだろうと思う。

たとえば、

担任が、ノートやプリントなどの提出物を
番号順に並べ替えていると、
決まってその横に立って、
「じゃ、ここから私が並べます」
と言いながら、
その作業を手伝ってくれる子供たちがいる。

担任が、体育の場作りのために
道具を並べていると、
決まってその後からついてきて。
「先生、ぼくもその仕事がしたいです」
と言いながら、
学習の準備を共に整えてくれる子供たちがいる。

担任が、板書でつかった磁石のおはじきなどを
取り外して箱に詰めこんでいると、
決まってその手をさえぎって、
「これ、はずしてもいいんですか?わかりました」
と言いながら、
美しく整然と、色分けまでしながら片付けてくれる子供たちがいる。

担任が、黒板を消していると、
その黒板消しを、他の友達と取り合うようにして。。。。

担任が、宿題のドリルの束を手にもっていると、
帰りの支度の真っ最中でも、椅子から飛び出すようにして。。。。

となりの友達が、休み時間にすりきずをした際には、
自分はすこぶる元気でも、まるで自分のことのように。。。。

そんなみんなのように、
心のフットワークは軽快でありたい。

いつでも、
どこでも、
だれにでも。

連絡
宿題  :日記(21〜30)
     算数ドリル
持ち物 :習字道具(すべてに記名)
     新聞紙一日分(習字用)
     うちわ(理科)
お知らせ:習字道具の扱い方の練習をしておきましょう。
     明日の書写(毛筆)に向けて、真新しいシャツ・ブラウスは避ける。