ぼくたちの合い言葉

明日は、卒業式。
平成20年度6年1組の最後の日。

でも、ぼくらの6年1組はこれでなくなるわけではない。
これまで歩んできた日々の足跡は、
月面に人類の足跡が刻まれたのと同じように、
永遠に心から消えることはない。

瑞々しいみんなの、
無限の可能性を秘めたみんなの、
かけがえのない貴重な日々を
ともにすごくことができた幸せを
今、痛切に感じている。
そして、そんなみんなに比して
まったくの非力だった自分に
はがゆい思いが何度も去来する。

願わくば、
これから少しでも進歩できるよう精進した後、
いつの日かまたみんなと再開したい。
それまでの私のライバルは、
この40人の面々である。

その時の合い言葉は、学級目標だった
「夢ときずなで限界を越えろ」

明日は、最後の授業で
この学級目標をテーマに語り合いたい。

夢・きずな・限界
どれも素敵な言葉だ。
いつも立ち止まってきた言葉だから、
みんなにはきっと、特別な思いがあることだろう。
その思いを、それぞれが三行詩にしたためた。
その三行にどんな思いが込められいるのか、
それを聞くのが、今から、とても楽しみである。

連絡
宿題  :呼びかけ1日5回練習(最終)
持ち物 :荷物を持ち帰る大きめの袋
     (卒業証書の筒、卒業アルバム、内履きズック、その他たくさん)
     思い出を詰める大きめの袋
     (なんてね)
お知らせ:正装(名札、蝶ネクタイ、白ハイソックス など)
     身なりを整える(整髪、つめ切り など)
     体調を整える(早寝、早起き、朝ご飯 など)

追伸
担任も一緒に三行詩に挑戦してみた。
保護者の皆様へ
これまで、ご愛読ありがとうございました。

夢は
   担任
夢を
夢のままでは
終わらせない。

きずな
   担任
無数の星の中で、ぼくらは出会えた。
だから、どんなに離れていても、
ぼくらは、また出会える。

限界
   担任
かつて、地の果てがあると信じられていた。
かつて、海の果てがあると信じられていた。
今、自分に限界があると信じてよいだろうか。

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