パワーアップノートは美しい

1年間続けてきたパワーアップ学習。
書きためてきたノートは、
少なくとも1教科3〜4冊、
4教科あるので、12〜15冊程度になるだろう。
多い子はそれ以上。

すごいのは、その数じゃない。
その美しさである。
1年間かけて作り上げてきた
自分なりのノートづくりのノウハウである。

例えば、
問題文は全部書き写さない。
かと言って、答えや記号だけを書かない。
後から見返してわかるように問題の要旨だけを書く。

例えば、
ノート右端には解説やポイントを書く。
間違えやすい傾向や、ミスのわけを記す。
まるで、自分に語りかけるかのように。

例えば
波線、矢印、太文字、囲い枠などを駆使する。
時には、オリジナルのキャラクターまで登場する。
ここには、
「知ること」と「わかること」との違いがある。

その他、
一字一字、丁寧に書き記した集中力がある。
一色一色、意図をもって使い分けた構成力がある。
自分の中で、「概念」を作り上げていく過程がある。

はじめのうちは手探りだったそれも、
今では、そこに、
どことなく、
しかし、確かに
その子らしさが漂っている。

一年間続けてきたパワーアップ学習。
書き留めたノートは、
少なくとも10冊以上。
これは、受検のための学習ではない。
きっと、一生の財産となる。

連絡
宿題  :パワーアップ(社会)
     算数ドリル
持ち物 :リトマス反応を調べてみたいもの
     (醤油、油、酢、洗剤など 5cc程度)
     (魚形のしょうゆさしなどの小さな容器に入れて)
連絡  :運営委員会では、募金の呼びかけを始めました。
     募金日は12月2日〜5日の間です。
     趣旨をご理解いただきご協力をお願いいたします。