修学旅行のしおり

先日、修学旅行のしおりを配布した。
週末に、家族で目を通していただけただろうか。
「どんなめあて」を立てるか、
「どんな体験」がこの3日間にあるのか、
「どんなことに注意」しなければならないか、
「どんな持ち物」を用意するとよいか、
などなどについて、
家族で一緒に考えていただけることを願っている。

「めあて」というのは、一人では立てにくいものである。
たとえ、一人でめあてを立てることができたとしても、
それを家族と一緒に相談しながら決めることで、
そのめあてにより具体性が出てきたり、
そのめあてのもつ「意味」に気づいたりするものである。

「体験」についてあらかじめ目を通しておくのは、
予備知識があった方がより充実するから、ではない。
修学旅行は、この事前学習も、事後学習も、
その全てを含むものだからである。
家族でこの3日間をどのような日としたらよいのか、
そのためにはどこに着目しておくとよいのかなどについて、
家族で一緒に考えていただけることを願っている。

「注意」することに「〜し過ぎ」はない。
しおりに記載されている文面だけを注意してさえいればよいかというと
そういうわけではない。
ケースに応じて、
その場を思い浮かべて、
具体的にどう注意すればよいのか、
もしも注意しなかったらどうなるのかということについて、
様々な角度から考えていきたい。

「持ち物」はどれも必要なものであって、
「持っていきたい物」とは、ちょっと違う。
「持っていきたい物」はいろいろあるだろうが、
それが「本当に必要かどうか」は一度立ち止まって考えたい。
一人だけで考えていると、
つい、自分に都合のよい理由をつけてしまいそうになるから、
こういう時こそ、家族のアドバイスに耳を傾けよう。
いつのまにか、
なんだかそれが必要なもののように思えてくるその前に。

連絡
宿題  :確認テスト(社会、*理科はなし)
     修学旅行体験コース別事前学習ワークシート
持ち物 :習字道具(必ず)
お知らせ:げんきっず(9/30か10/1に実施→10/2までに提出する)
     保護者アンケート
     視力測定あり
     卒業アルバム(全体写真)*上着あり