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Kyojun Sawagaki

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2013年10月2日 / 最終更新日時 : 2017年6月6日 K.Sawa 南極

故郷は遠きにありて。。。

南極授業が授業であるために24

9月20日付 南極授業が〜17でも書いた通りだが、
「南極授業」の大きなテーマの一つは、
富山と南極のつながりだ。

そのつながりは、
現存する第1次隊建設の倉庫の存在だけではなかった。

実は、ここ数年で
富山立山連邦に氷河が存在することが認められた。
何世代も前から経験的に「氷河」だろうと言われてきたが、
ここにきて科学的にも「氷河」であることがわかってきたのだ。

世界の中でも、この低緯度に氷河が存在する所は他にない。
もちろん、
南極の、広大で膨大な大きさの氷河とは比べものにならないが、
富山にも、何かしら共通する自然のメカニズムがあるということだ。

「故郷は遠きにありて思うもの。。。」というが、
別に、ほんとうに遠く離れていなくてもよい。
一見すると異質なように見えるものとの「比較」によって
それは、ぐっと近づいて見えてくることがある。
“… 続きを読む...

2013年10月1日 / 最終更新日時 : 2017年6月6日 K.Sawa 南極

概念は教えられない

南極授業が授業であるために23

南極授業が授業であるためには
南極そのものから、
南極でないものに向かって、
今回の場合なら、
「富山」という価値に向かって、
変化を遂げていく瞬間が要となる。

そこには第1次観測隊が建設した倉庫の存在があり、
それが今も現存していることを目の前で示す昭和基地からの生中継があり、
それを建設した「佐伯隊員」が目の前のステージ上から自分たちに語りかけてくれているという現実があり、
それらが今、世代を越えて、1万5千kmの距離を越えて、ひとつになっているというわくわく感があった。

これらがうずまいた時間帯を境に、
子ども達の中には
それまでになかった
また新たな概念が形成されていったのではないかと想像する。


新たな概念の形成は、
何かを教えるというスタンスだけでは決してできないことだと思っている。
なぜなら、
概念というのは、
知識のように人から与えられるようなものではなく、
自分でそう感じ得ることでしか得られないものだから。

そうして得られるものがあるからこそ
学ぶことというのは、
そもそも楽しいことなのである。”… 続きを読む...

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澤柿 教淳
(さわがき きょうじゅん)
松本大学 教育学部学校教育学科
教授
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〒390-1295
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電話 0263-48-7200

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