いつの時代もフロンティア(vol.84)

観測隊員というのは、やはりいつの時代もフロンティア。
そんなことを痛感させられることが多い毎日。
その内の一つがこれ。

2012年の大晦日に、ある研究グループで
上空の”気体をつかまえる”試みが実施された。
詳しいことはよくわからないが、おおよそこんな感じ。

まず、上空の“気体をつかまえる“カプセルを飛ばす。
つかまえた気体を液体窒素で一瞬のうちに固定してしまう。
“気体をつかまえた”カプセルを気球から切り離して落下させる。

このチャレンジがうまくいくか、見ていてどきどきした。
というのも、この装置は、研究者自身の手作りだというのだ。
それだけに、全部で4回しかできないのだという。

研究というのは、やはりいつの時代も情熱の固まり。
観測隊員というのは、やはりいつの時代もフロンティア。

南極

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