アウトキャンパス 信州スカイパーク

生活科指導法の一環で、
アウトキャンパススタディに出かけました。
いきさきは信州スカイパーク。
広大な敷地にテーマ別のエリアがいくつか存在しています。
見渡す景色に、心が解放されていくのが分かります。

このパーク内で、
子どもの心をゆさぶる素材を探しました。

例えば、これとか。

パーク内で見かけたこの看板。
これがなぜ子どもの心を揺さぶるのか。

普通、公園というと、
「思いっきり遊ぶことができるよ」
「そうだよ、普段できないこともできるよ」
という素朴概念が子どもにはあることでしょう。

そんな子ども達の発言を受け止め
「そうだよね、公園だと何でもできるよね」
とゆさぶってみます。

すると、
「うん、何でもできる!」という子と
「ん?何でも?そうかなあ」という子が現れるでしょう。

そうなれば、対話が活発化します。

「できるよ!おにごっこでも、砂場遊びでも」
「できないよ!ボール遊びができないって聞いたことがあるよ」
「ええ?あんなに広いのに?」
「じゃあ、ほんとかどうか、確かめに行こうよ」

こうして、次の生活科の時間には
子ども達は問題意識と観察の視点をもって
公園に出かけていくことが出来ます。

実際に行ってみると、
「あ、あった!花火が禁止なんだ!」
「たこ揚げができないなんて初めて知ったよ」
「そうか、この公園の横に空港があるからだ」
「そういえば、名前は『信州スカイパーク』だったね」
「名前にも意味があるんだね」

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