CPR

第55次隊の南極観測活動に合わせた
バーチャル同行シリーズの16回目。
(写真は54次隊のときのもの)

55次隊の海洋観測はきっと順調に進んでいることと思う。

今日の観測で、
このCPRを扱った隊員は誰だったろうか。


CPRというのは、連続プランクトン採集装置とでもいうべきもの。
形は、魚そっくりだ。
口の部分から海水を取り込み、
おなかの部分にセットされているフィルターでキャッチし、
水だけを外に流していく仕組みになっている。
この装置をしらせで曳航しながら、
プランクトンを次々と採集していくのだ。

形が、魚のような形をしているのは、
きっと、じょうずに海中で動いてくれるようにと、
工夫された結果なのだろう。

とりわけおもしろいのは、
フィルターはサランラップのようなロール状になっていて、
しっぽの部分につけられたプロペラが回ることで一緒に巻き取られていく、という点。
船がゆっくりと動いているときには、フィルターもゆっくりと巻き取られ、
船が速く動いているときは、フィルターも早く巻き取られていく。
電源や、精密なしくみなどはない。
至ってシンプルである。

南極までの海洋観測では、
今年もきっとこのCPRが活躍していることだろう。”