こんな日は(vol.114)

昨夜からの強風と降雪は
とどまることを知らないようだ。

視程はさらに悪くなっている。
比較してみるとこんな感じ。
左が昨夜の様子、
右が今朝の様子。
奥のアンテナドームは見えなくなり、
青い建物がかろうじて見える程度になった。

こんな日は、基地の中でこうして過ごす。
それは「うどん」の手打ち(まだ仕込みの段階だが)。
調理のK隊員から指南を受けつつ、
みんなにぎやか、かつ、真剣に挑戦中。
K隊員は、これでいいのかなと思っている私たちを見つけると
「うん、それでいい」
「なんでもやってみたらいい」
と声をかけてくれるのでとても安心させられる。
だが実は、時にはさりげなく、さっと手直しをしてくれるのを私は知っている。
それがとてもさりげないから、誰にも気づかれない。

外は相変わらず猛吹雪が吹き荒れているが、
基地の中ではとてもat homeな風が吹いている。
そのコントラストが印象的だと感じつつ、
このような過ごし方は自然の猛威を知っているからこそなのだろうとも思った。
私がうどん作りに迷わず手を挙げたのは
そんな理由もひとつある。

=追記=
ただし、毎日の継続観測が重要な気象隊員や
VLBI観測を行っている地圏モニタリング
および多目的アンテナ担当隊員は
細心かつ厳重な体制のもとで今も活動を継続している。
<補足 VLBI観測とは>
Very Long Baseline Interferometry
(超 長 基線(電波)干渉法)
というひたすら電波星を追いかける観測とのこと。

その他、通信担当隊員や、機械設備保守担当隊員なども
常時、目を見張ってくれていることを
付け加えておく。念のため。”