橇宿(vol.97)

S17では、メンバーそれぞれが寝る場所が少々違っていた。

前回紹介した航空拠点内で寝た隊員、
後にご紹介する雪上車内で寝た隊員、
そして、この橇宿(キャンピングカーのようなそり)で寝た隊員。

私は、この橇宿で過ごした。(といっても寝るに帰るだけだが。)
この橇は、外見が鮮やかな緑色をしていて、
日頃、植物など一切目にしなくなった私たちの目を休ませてくれた。
風貌も、どことなくヨーロピアンな感じ。
中には、2段ベットが8人分。
暖房や電源まである。
隊員たちが内陸に調査にでかけるときは、
きっとこれを雪上車でひっぱりながら何日も移動するのだろう。

久しぶりの日没と日の出を
深夜まで観察しようとしていたので、
このベッドにもぐりこんだのは、
もう朝方に近かったっけ。

お知らせ

明日、ここ昭和基地と富山大学を結んで
南極授業「真夏の昭和基地から生中継」を行います。
お時間のある方は、ご家族、お知り合いの皆様お誘い合わせの上
ぜひお越し下さいませ。
情熱的な観測隊員たちの姿に触れて、富山の冬の寒さを吹き飛ばそう!

南極授業「真夏の昭和基地から生中継」
日時:明日 1月27日(日)午後2:00〜(午後1:30開場)
場所:富山大学黒田講堂(富山大学の正門を入ってすぐ)
対象:0歳児〜一般まで 入場無料 
その他
特別ゲストの登場!対談タイムも
抽選で南極グッズいろいろをプレゼント!”

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